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【野球】クビにされた選手はどのように自分自身のクビを知るの?戦力外通告を受けたらどうなるの?

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こんにちは!

クビとなる通告をされることを『プロ野球界』では『戦力外通告』と呼びます。

野球に興味のない方でも聞き覚えのある言葉だと思います。

それは近年、戦力外通告がメディアを通して注目度が高まっているからです。

 

野球ファンにとって戦力外通告はシーズン終了後非常に気になるイベントの1つです。

なぜなら、長年チームを支えてきた選手や、お気に入りの選手がチームからいなくなってしまうからであり、とても悲しい出来事の1つであるからです。

しかしながらクビいわゆる戦力外通告がメディアを通して注目度が上がったことによりその扱われ方も変化してきています。

今回はそのことも含めクビ、いわゆる戦力外通告を受けた選手はどのように自分自身のクビを知る?ということについて説明していきたいと思います!

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クビは突然告げられる

クビいわゆる戦力外通告はシーズン終了後行われます。

怪我や病気、成績不振により球団が来季は選手と契約を交わさないという旨を告げることです。

また、特に事前に契約に関しての話し合いの席が事前に決められているわけではなく、シーズン終了時点で2軍に登録されている選手の中から練習中などにチームのコーチに呼び出され球団幹部から通告を受けるそうです。

または、チームマネージャーから選手個人の携帯電話に通告の前日電話が来るそうです。

しかし、その時戦力外通告についてかどうかは言い渡されず、明日球団事務所に来て欲しいとだけ告げられるそうです。

つまり、通告を受けるその瞬間まで選手個人が正式にクビを知ることはないそうです。

 

クビを言い渡されることがほとんどであるはそうですが、ごく稀に他チームへのトレードを行う通達であることもあるそうです。

戦力外通告は二回に分けて通告が行われます、1回目は10月1日~クライマックスシリーズ開幕前日までです。

2回目はクライマックスシリーズ全日程終了~日本シリーズ終了までです。

但し、日本シリーズ出場チームは日本シリーズ終了から5日後まで通告可能です。

また、契約期間が満了する前にクビの通告を受けた場合契約金は全額支払われた上で契約解除になります。

戦力外通告を受けたら引退かトライアウト受検

戦力外通告を受けた場合、多くの選手は引退してサラリーマンとして就職したり、飲食店の経営を始めたりするなどその後の進路は様々です。

ドラフト1位入団の選手であったりする期待をされていた選手などは球団の裏方として球団に残ることもあります。

 

または、まだプロ野球選手として選手生活続行を希望する場合は毎年開催されている、12球団合同トライアウトを受験します。

これはプロ野球のスカウトがトライアウト会場を訪れ、活躍のある見込みのある選手の発掘も同時に行われております。

トライアウトを受験する選手は訪れるスカウトにアピールすることになります。

しかし、実際アピールに成功する選手はほんのごくわずかで、トライアウトによりプロ野球選手生活を続行できた選手は実際、年に数人しかいません。

 

また、アピールに成功した選手の大半は元々実績が豊富である選手などです。

そのため、アピールに成功するためには、いきなりトライアウトの場だけで活躍するのではなく、過去の実績も大切なのかもしれません。

 

トライアウトは試合形式で行われスカウトの目に止まった選手は後日、本人に直接電話が来ます。

あと、今年からはワールドトライアウトという制度も登場しました。

これは、先ほどまで説明してきたプロ野球12球団合同トライアウトとは別物で、戦力外通告を受けたプロ野球選手はもちろん独立リーグでプレイしている選手やアメリカのマイナーリーグでプレイしている選手、更にアマチュアの選手まで幅広い野球選手にプロ野球選手になる挑戦権を与えるものです。

 

トライアウトの末、優秀選手に選ばれるとクラウドファンディングにより晴れてプロ野球、独立リーグ、国外リーグの選手になる挑戦権を得ることができます。

 

このワールドトライアウトの監督には清原和博氏が就任したことにより、話題を集めております。

トライアウトで高評価を受けるとどうなるのか

トライアウトは試合形式で行われスカウトのお目に止まった選手は後、直接電話が来ます。

スカウトといっても日本のプロ野球チームからだけではなく、アメリカや韓国、台湾、日本の独立リーグからの誘いであることもよくあります。

 

もし、日本のプロ野球選手として現役続行するとスカウト側は即戦力としてその選手を見込んでいることが多くチームに加入後他の選手より比較的早い活躍が求められその期待に応えることができないと2度目の戦力外通告を受けることも珍しくありません。

また、トライアウトで結果が残せなかった場合でも投手はずば抜けて球が早かったりバッターは、ずば抜けてパワーがあったり可能性を感じる選手もスカウトの目にとまる場合もあります。

トライアウト受検はプロ野球選手だけでなく独立リーグでプレイしている選手も参加しております。

過去にプロ野球選手として戦力外通告を受け、再びプロの舞台での活躍を望む選手が参加するケースがあります。

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トライアウトであまりアピールができないとどうなるのか

ほとんどの場合はトライアウトで目立った結果を残せないとどこからも誘いが来ません。

そうなると、現役引退することになります。

 

元プロ野球選手という知名度を使い、バーやラーメン屋を開業する元選手も数多くいます

しかし、知名度だけで生き延びることができることは少なくお店が閉店に追い込まれる方も少なくありません。

また、大学野球部や社会人チームのコーチや監督に就任する元選手もたくさんいます。

野球部に力を入れている大学の監督やコーチが元プロ野球選手の肩書きを持っているということは珍しくありません。

 

最近では、野球系ユーチューバーとして動画配信を行う選手も増えてきました

プロ野球選手だからこそ知り得る情報を、動画を通して配信することで多くの野球ファンから関心を集め話題にもなっております。

まとめ

戦力外通告を受けた選手をはじめ、プロ野球を目指している選手達にとって12球団合同トライアウトやワールドトライアウトなど、以前よりプロ野球選手になるチャンスが増えて来ました。

そして、戦力外通告と聞くと、どうしてもネガティヴな印象を抱いてしまいがちですが、そこからの再起の可能性も以前より増えています。

今でもプロ野球選手は子供達の将来就きたい職業の上位にランクインしています。

以前はプロ野球選手は選ばれし才能の持ち主ではないとなれないイメージが強かったですが、選手になることができるチャンスが増えたことにより、以前より現実的な職業になりつつあります。

実際、先ほども述べましたがYouTuberの方がワールドトライアウトを受検する様子を撮影した動画を投稿していました

それだけ現実的に叶う夢の仕事になりつつあります。

 

このようなこともあり、トライアウトはメディアに取り上げられることも多くなりました。

これは戦力外通告を受けた選手のその後に密着したドキュメンタリー番組が放映されたことにより反響によるものも含まれていると思います。

トライアウト会場の客席もお客さんでいっぱいになるようになってきました。

このように戦力外通告や12球団合同トライアウト、現役引退後の元プロ野球選手の生活などは近年どんどん注目度が高まっています。

まだ今年も去就が注目されている選手はいるので一度このことに関して、注目してはいかがでしょうか。

それではここまでご熟読いただきましてありがとうございました!

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