モータースポーツ

F1ドライバーは兄弟親戚縁者だらけって知ってた?

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モータスポーツの最高峰のひとつF1

年間20人前後しかなれない狭き門です。

F1ドライバーになる方法については当ブログの過去記事で紹介されています。

どうやったらF1ドライバーになれるの?「スーパーライセンス」って何?70年の歴史を誇り、1000回ものレース数を開催してきたFIAフォーミュラ1選手権、通称『F1』 そのF1ですが今までの歴史で戦っ...

そんな選ばれしドライバー達ですが、不思議な事に血縁者が沢山いるのは知っていますか?

今回は現在から過去の歴代ドライバーで血縁関係がある人達を紹介します。

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ヒヨコちゃん
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世界で20人しかなれないのに血縁者だらけとは……
ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
やっぱり親がドライバーだと子供の頃から英才教育なんでしょうか?
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F1ドライバーの『親子関係』

親子関係(左側が親で右が子)
アンドレ・ピレット-テディ・ピレット(ベルギー)
ウィルソン・フィッティパルディ-クリスチャン・フィッティパルディ(ブラジル)
グラハム・ヒル-デイモン・ヒル(イギリス)
ケケ・ロズベルグ-ニコ・ロズベルグ(フィンランド)(息子はドイツ)
ジャック・ブラバム-デビット・ブラバム、ゲイリー・ブラバム(オーストラリア)
ジル・ヴィルヌーヴ-ジャック・ヴィルヌーヴ(カナダ)
中嶋悟-中嶋一貴(日本)
ネルソン・ピケ-ネルソン・ピケJr(ブラジル)
ハンス・スタック-ハンス=ヨアヒム・スタック(ドイツ)
マリオ・アンドレッティ-マイケル・アンドレッティ(アメリカ)
マンフレッド・ヴィンケルホック-マルクス・ヴィンケルホック(ドイツ)
ヤン・マグヌッセン-ケビン・マグヌッセン(デンマーク)
ヨス・フェルスタッペン-マックス・フェルスタッペン(オランダ)
ジョナサン・パーマー-ジョリオン・パーマー(イギリス)

まずは親子関係からです。

2019年で現役ドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ケビン・マグヌッセン(ハース)の3名。

ハースチームは2世ドライバー同士なんですね。

成績を見ると親子ともに年間チャンピオンもありますし、親だけ子供だけがチャンピオンを獲得している場合もあります。

それでも親子両方でF1ドライバーになれるだけでも十分にすごい事です。

まさにカエルの子はカエルですね。

親世代のF1ドライバーが選手として活躍したことで子供がF1に挑戦する時のバックアップを受けれる点は他のライバルには無い利点かもしれませんね。

実際ネルソン・ピケJrは子供の頃からお父さんネルソン・ピケが経営するレーシングチームに加入して早くからドライバーとしてのキャリアを積んでいます。

他には自宅の敷地内にカート場があり小さい時からカートレースを始めてたりと2世ドライバーにはお金持ちエピソードがいろいろと有るようです。

F1ドライバーの『兄弟関係』

兄弟関係

イアン・シェクター-ジョディ・シェクター(南アフリカ)
ウィルソン・フィッティパルディ-エマーソン・フィッティパルディ(ブラジル)
ゲイリー・ブラバム-デビッド・ブラバム(オーストラリア)
ジミー・スチュワート-ジャッキー・スチュワート(イギリス)
ジル・ヴィルヌーヴ-ジャック・ジョセフ・ヴィルヌーブ(カナダ)
エルネスト・ブランビラ-ヴィットリオ・ブランビラ(イタリア)
テオ・ファビ-コラード・ファビ(イタリア)
ペドロ・ロドリゲス-リカルド・ロドリゲス(メキシコ)
マンフレッド・ヴィンケルホック-ヨアヒム・ヴィンケルホック(ドイツ)
ミハエル・シューマッハ – ラルフ・シューマッハ(ドイツ)

次に兄弟関係です。

親子関係に出てた名前がここにもいくつか見られます。

一番最近の兄弟参戦となるのがシューマッハ兄弟です。

兄は圧倒的な強さで年間チャンピオンを複数回獲得していますが、弟もレース優勝は6回あります。

こうやって比較するとかなりの差と感じてしまいますが、6回優勝も立派なものです。

また親子と違い年代的に近いので兄弟直接対決が見れるのが親子とは一番大きな違いです。

直接対決があるだけに親子以上に厳しく比較されてしまいますが。

ミハエル・シュマーッハの息子ミック・シューマッハもF1を目指し現在修行中です。

因みに父のミハエル・シューマッハは通算優勝91回、年間タイトル7回というF1の個人記録を更新し、現役時には「赤い皇帝」と呼ばれた一流の中の一流ドライバーでした。

残念ながら引退後にスキー事故にあい、命は取り留めましたが今も寝たきり生活といわれています。

その為、息子のミックはお父さんのミハエルからF1に関する直接指導は何一つ受けていないそうです。

F1ドライバーの『その他の縁戚関係』

おじさんと甥っ子
アイルトン・セナ-ブルーノ・セナ (フルーノの母がセナの姉)
エマーソン・フィッティパルディ-クリスチャン・フィッティパルディ(クリスチャンの父はエマーソンの兄)
ジャック・ジョセフ・ヴィルヌーブ-ジャック・ヴィルヌーヴ( ジャックの父はジョセフの兄)
ジョー・シュレッサー-ジャン=ルイ・シュレッサー

大おじと大甥(おじいいさんが兄弟関係)
ルシアン・ビアンキ-ジュール・ビアンキ

義父・娘婿
エマーソン・フィッティパルディ-マッシミリアーノ・パピス(パピスの妻はフィッティパルディの娘)
ネルソン・ピケ – ダニール・クビアト(クビアトの恋人はピケの娘 事実婚だそうです。)

義兄弟
ジャック・ラフィット-ジャン=ピエール・ジャブイーユ(奥さん同士が姉妹)
ジャン=ピエール・ベルトワーズ-フランソワ・セベール(ベルトワーズの妻はセベールの姉)
デビッド・ブラバム – マイク・サックウェル(ブラバムの妻はサックウェルの妹)
ネルソン・ピケJr. – ダニール・クビアト(ピケJr.の妹はクビアトの恋人)

異母兄弟
ジョゼ・ドレム – ディディエ・ピローニ

最後は他の縁戚関係です。

義理の関係まで含めて全35組でした。

ヴィルーヌーブやフィッティパルディ家は他のカテゴリのレーシングドライバーをしている方もいるらしいので、一族のほとんどがレーシングドライバーという事になります。

ブルーノ・セナのおじさんにあたるアイルトン・セナはF1最強のドライバーの一人に挙げられる伝説的なドライバーです。

日本でも大変人気がありF1が日本の人達に広く認知されるきっかけになった人物です。

当時F1中継で古館伊知郎氏が使用した「音速の貴公子」は日本での彼の代名詞になりました。

残念ながら34歳の時レース中の事故で亡くなっています。

ブラジルでも英雄とされる程人気があった彼の葬儀は国葬で行われ、100万人の市民が棺を見送ったそうです。

もし彼が結婚していて子供が生まれていれば・・・というのはF1好きの中では良くある話です。

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サーキットと通りの名前になった父

ジャック・ヴィルヌーヴの父であるジル・ヴィルヌーヴはカナダ出身のF1ドライバー。

F1在籍は通算6年で優勝が6回。

年間チャンピオンになったことはありません。

成績だけでみると同程度の成績を残しているドライバーは他にもいます。

ですが、彼の卓越した才能やレースに対するクリーンな姿勢、過去映像に残る攻撃的な走りから「史上最高のF1ドライバー」「記録より記憶に残るドライバー」と賞賛されており現在も後進ドライバーからの憧れとされています。

死後カナダ人としての偉業を称えられ、F1カナダGPが行われていたイル・ノートルダム・サーキットはジル・ヴィルヌーヴ・サーキットに改名されました。

2019年現在もカナダGPはここで行われています。

またフェラーリの本拠地にあるテストコースの近くに「Via Gilles Villeneuve」(ジル・ヴィルヌーヴ通り)があり、交差点の角に彼の胸像が建てられています。

父のジルはチャンピオンになれませんでしたが、息子のジャック・ヴィルヌーヴは1996年にF1デビューを果たし、翌年1997年に年間チャンピオンを獲得しています。

カナダ人で年間チャンピオンを獲得したのは息子ジャックが初めてになります。

まとめ

F1の世界も他のスポーツと一緒で偉大な父の背中を子が追いかける図式が当てはまるようです。

自身の才能でF1ドライバーの座をつかんだとはいえ、注目度も高く親兄弟と比較されるという宿命も背負っています。

他のF1ドライバーよりも強いプレッシャーの中で結果を出すのですから受け継いだ才能もあるとは言え、やはりすごい人たちです。

もし叶うなら同じ年齢、同じマシンの同条件での親子・兄弟対決を見てみたいですね。

来シーズン以降新たな2世や兄弟ドライバーの登場に期待しましょう。

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ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
兄弟ドライバー対決とか胸が熱くなりますね
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