モータースポーツ

どうやったらF1ドライバーになれるの?「スーパーライセンス」って何?

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70年の歴史を誇り、1000回ものレース数を開催してきたFIAフォーミュラ1選手権、通称『F1

そのF1ですが今までの歴史で戦ってきた人数は、700人を越えています。

1990年代初頭のバブル期絶頂の頃は「予備予選」と呼ばれる予選より前に予選に参加出来るドライバーを決めるタイムアタック競争も行われていましたが、今は景気が後退してきたと同時にF1へのエントリーを行うチームも減少し、10チーム20台のシートしかありません。

F1より下、或いは全く異なるモータースポーツのカテゴリーから競争を勝ち抜き、シートを勝ち取ったドライバー達が今のF1に参加しています。

一体どうしたら、F1に参戦出来るドライバーになれるのか

今回は、F1ドライバーになる為に必要な要素を紹介していきます。

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ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
普通免許しか持っていない私もF1ドライバーになれるのでしょうか?
パンダ先生
パンダ先生
普段ほとんど運転していないんだからどちらにせよ無理だよ……
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F1ドライバーになるには、まずは……運??

上記の例はさておくとして、まずF1ドライバーになる為には以下のような流れで上り詰めて来るのが基本ではないでしょうか

F1ドライバーになる為の流れ

もっと前を語るならば、「レーシングカート」という、100㏄という排気量の小さな四輪車両を日本で言うならば小学生頃から扱ってレースに出る所から始まりますがここでは割愛します。

4輪自動車としてのスタートは、まずフォーミュラ4(F4)」に乗ってレースに参戦する所から始まります。

世界では「FIA」(国際自動車連盟)が主催する「FIA F4」というカテゴリーが存在し、各国でシリーズ戦が行われています。

シリーズランキング上位を目指し戦わなくてはなりません。

年間通して参戦する為には最低でも日本円で2000万円は必要とされています。

F4で好成績を収め、次のターゲットとなるのは「フォーミュラ3(F3)」です。

F4よりも一回り車体が大きくなり、馬力も上昇する為、マシン自体の性能ではF4よりもレベルアップします。

F3ですが、年間通しての参戦となると、日本国内の「全日本F3選手権」(2020年からはスーパーフォーミュラライツ選手権に改名)を走るのならば年間6000万円は用意しなければ走る事もままならず、シリーズ王者を狙うならばよりお金を掛けなければなりません。

F4よりも3倍以上の負担が掛かる為に、F3以上からは自動車メーカーや優良なスポンサーの支援を受けなければ、参戦する事すら難しい現状が続いています。

F3の更に上には世界では「フォーミュラ2(F2)」、日本国内では「スーパーフォーミュラ」というカテゴリーが存在します。

使用する車両の大きさもF1マシンに近い大きさとなり、エンジンの馬力は900馬力はあるとされているF1マシンには及ばないものの、推定でも500馬力は越えているエンジンが用いられており、F1に近いカテゴリーとなっています。

スーパーフォーミュラならば年間1億円以上を用意しなければ参戦出来ません。

サラリーマンの平均年収や、1年間のGDP(国内総生産)が470万と言われているのを聞くと、就職から定年まで働かないと稼げない金額が掛かります。

それ程、F1ドライバーになる為にはお金も時間も必要とします。

一流のドライバーにしかF1マシンに乗るチャンスは無い?

近年では自動車メーカー(例を挙げるならばF1に参戦しているホンダ)や、優良なスポンサー企業(例:スイスの飲料メーカーである「レッドブル」)が若手ドライバー育成の為のプロジェクトを立ち上げ、何十人ものドライバーを見出しては絞り込んでいます。

現在、レッドブルチームで参戦しているオランダ人ドライバーのマックス・フェルスタッペン選手17歳でF1にデビューしましたが、元はレッドブルの若手育成プロジェクトの一員であり、抜擢されてのF1デビューでした。

その他、レッドブルチームでフェルスタッペン選手のチームメイトである、タイ人ドライバーのアレキサンダー・アルボン選手もレッドブルの育成出身で2019年からF1に参戦を始めました。

レッドブルが運営する弟分のトロロッソチームのフランス人ドライバー、ピエール・ガスリー選手とロシア人ドライバーのダニール・クビアト選手もレッドブルの育成出身です。

しかし、育成プロジェクトにも弊害は存在します。

資金面や参戦体制のバックアップは強い反面、「結果を出す」という事を常に求められます。

実際、レッドブルが支援してきた、スーパーフォーミュラへの参戦ですが、2019年シーズンは実にシーズン7戦の間に3人ものドライバーが代わる代わる参戦するという結果となりました。

シーズン当初参戦していた、20歳のイギリス人ドライバー、ダニエル・ティクタム選手は2017年と2018年に毎年11月に中国のマカオ特別行政区で開かれる「F3マカオGP」で連覇を達成した将来有望な選手でしたが、3戦に参戦し僅か1点しか(レースでは8位まで入賞)シーズンポイントを獲得出来ず解雇という現実を突きつけられました。

ティクタム選手のように、結果が伴わなければ幾ら強い支援があったとしても才能や技量が無いと判断されて、結果解雇されてしまうという、F1を目指す道程はそう簡単な物ではないという事です。

「スーパーライセンス」って何?

ここまでは、F1まで上り詰めるまでに乗車していくカテゴリーについて取り上げてきましたが、実は、F2やスーパーフォーミュラで王者を獲得しても直ぐにF1マシンに乗ってF1参戦、という訳にはいきません。

F1に参戦する為には「スーパーライセンス」という資格を獲得しなければいけません。

以下、スーパーライセンスの獲得に必要な事項を挙げてみました。

スーパーライセンス獲得条件

・過去3年間に参戦した対象のレースカテゴリーで「40ポイント」以上獲得しなければいけない

・有効な自動車運転免許証を取得している事

・年齢は18歳以上である事

・F1のルールに関する知識を有している事

・現行車両或いは近年製造されたF1マシンで最低300㎞はテスト走行を行う事

・下級のフォーミュラカーレースに最低2年以上は参戦した経験が必要

上記に挙げた項目をクリアしなければ、スーパーライセンスは発給されずF1に参戦する事は叶いません。

因みにですが、F1の直属傘下のカテゴリーである「FIA F2」にてシリーズ王者を獲得出来れば一回で「40点」を獲得する事が出来る為、一番の近道はF2に参戦し王者を獲得する事です(そう簡単な道程ではありませんが)

過去に自動車免許を所有せずに17歳や若年層でF1参戦デビューを果たしたケースが目立った為に設けられてしまったルール、それが「スーパーライセンス」です。

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まとめ

F1に参戦する為にはよく企業が成り立つために必要と言われる「ヒト・モノ・カネ」がいずれも欠かす事なく必要である事を、よく理解して頂けたのでは無いかと考えています。

例え、ドライバー自身が技術が高く速さを持っていたとしても、乗っているマシンが掛けているお金の影響で良くなかったり、或いはお金を掛けているマシンでもドライバーが活かす事が出来なければ結果は伴いません。

F1どころかレーシングドライバーとしても成り立たないという事です。

残念ながら、F1に参戦できる「人数枠」は現状でも最大「20人」。

20人に選ばれる為に如何に効率良く且つ速さを持ち、結果を出していく事が必要かが、F1へ駆け上がる為に必要な事なのです。

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ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
半端なくお金がかかるんですね
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