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【サッカー】ホペイロってなに?チームを支える縁の下の力持ち!超大事な仕事なんです!

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世の中のスポーツは、目に見えない人たちに支えられて成り立っています。

もちろん表立って活躍する人たちを陰で支えているって意味です(笑)

それは、サッカーも例外なはずがありません!

サッカー選手が履いているカッコいい「スパイク」だって、試合で使う「ボール」だって、練習で使う「マーカーコーン」だって、誰かが作って誰かが買ったりして使うことができているのです。

それはプロ選手でも、学校の体育でサッカーをする人でもみ~んな同じです。

人がいて、モノがあって、場所があって、初めてサッカーは成り立っているのです!

皆さんは、そういった「サッカーを支える縁の下の力持ち」をどれくらい知っていますか?

 

その中でも今回は、近年名前を聞くことが増えてきた「ホペイロ」のことについて紹介していきます!

これを見れば、サッカーの見る視点がまた一つ増えるかも!

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ホペイロとは

まず、「ホペイロ」って何なんでしょう?

これは、ポルトガル語の「Roupeiro(用具係)」のことで、「Roupa(洋服)を扱う人」というところからきていると言われています。

別の言葉で、エキップメント・マネージャーとも呼ばれます。

 

え、ちょっとまって・・・

サッカーが有名で、ポルトガル語を話す国といえば・・・

そう、サッカー王国ブラジルです!

諸説ありますが、ホペイロというポジションができたのはブラジルだと言われています。

 

ブラジルのチームには、年齢カテゴリー関係なくチームには必ずと言っていいほど在籍していますし、今やなくてはならないポジションとして世界中のトップリーグのチームには必ず在籍しています

そんなホペイロなんですが、実はJリーグには公式にはまだまだ少ないという現実!(2020年現在)

そりゃサッカー関係じゃない人なら知らないはずです。

おそらく、日本人特有の文化が関わっていると思いますが、これからどんどん増えていくことに期待ですね!

ホペイロってどんな仕事なの?

皆さんはサッカーの「用具係」と言われたらどんな仕事を想像しますか?

スパイクの手入れ?ボール磨き?ユニフォームの洗濯?

多分、皆さんが考えるもののほとんど正解です(笑)

少し、箇条書きにしてみましょう。

・「各選手の特徴に合わせた」スパイクのメンテナンス
・「グラウンドや天候に合わせた」各選手へのスパイクのチョイス
・「各選手の特徴に合わせた」ユニフォーム、練習着の管理、メンテナンス
・チームの練習にあった用具の準備
・練習の用具のメンテナンス
・試合、練習の時の飲料水の準備

などなど。

ホペイロの仕事は数え切れません!

例えば、「各選手の特徴に合わせた」ユニフォーム、練習着の管理、メンテナンスについて少し焦点を当ててみましょう。

実は、選手によって、少し大きめのユニフォームを好む選手や、ソックスの足首から下を切る選手、などなどこだわりがあるんです。

なので、その選手によってメンテナンスが変わってきたりもします。

 

素晴らしいですね!

 

とはいえ、ホペイロの仕事はチームによって違いますし、工夫も違います。

ですが、選手に100%サッカーに集中してもらってチームが勝つことに貢献することを考え、実行する。

それがホペイロの仕事なんです!

ホペイロの1日

ここでは、あるチームのホペイロの試合の日を紹介します。

●15:00キックオフの試合がある日の『ホペイロ』の一日

09:00~09:10
チームのクラブハウスへ到着・仕事開始。

09:10~11:30
選手・監督・コーチの試合で使うユニフォームの確認
アップで使うマーカーコーンや色のかぶらないビブスの準備
各選手の試合用のカバンに移動着を入れる・確認する
各選手にあったソックス、すね当て、インナーなどの準備
各選手のスパイクの確認・荷詰め

11:30~11:45
昼食

11:45~12:00
試合前後の軽食やスポーツドリンク、飲料水の準備・確認→バスへ運び込み

12:30~13:30
出発~スタジアム到着

13:30~14:00
バスから荷物をロッカールームまで運ぶ
飲み物・軽食の準備
各選手へユニフォーム・スパイク・すね当てを渡す
フィジカルコーチへのマーカーコーンやビブスの準備
監督へのミーティングの作戦ボードの準備

14:00~14:40
アップ開始
荷物整理・確認
アップ終了

14:40~15:00
アップ後の片付け
アップの時に使用していたユニフォームの回収
試合中の飲み物の準備・補充
円陣・チーム鼓舞!

15:00~15:35
前半キックオフ!

15:35~16:00
ハーフタイムの飲み物・軽食の準備
ハーフタイムのサブ選手のアップ用の用具の準備
後半に向けて選手との会話

16:00~16:35
後半キックオフ窶シ
ハーフタイムの片付け

16:35~16:45
試合後の飲み物・食べ物の準備
試合終了

16:45~17:20
選手たちが飲み物・食べ物を取りやすいように準備
ユニフォーム・スパイク・すね当ての回収
撤収準備

17:20~17:30
バスへ荷物を運ぶ
出発

18:30~19:00
クラブハウス到着
クラブハウスへ荷物を運ぶ
帰宅(翌日休みのため、洗濯等は翌日)

いかがでしたか?

これはトップリーグのチームではありませんが、プロとして活動しているチームのホペイロの試合の日です。

スパイクの手入れなどはあまり頻繁には行わないようですが、選手やチームを支えている様子は伝わったのではないかと思います。

そして、チームが勝つ上で、「いたほうがいい」ではなく「必要なポジションの1つ」であるのです!

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もしも、ホペイロがいなかったら・・・

先ほど紹介したように、「チームに必要なポジションの1つ」であるホペイロですが、もし!いなかったらどうなると思いますか?

簡単に言うと、先ほど紹介した仕事を選手や監督、コーチがやることになるのです。

または、チーム関係者である違う人とか。

それで、サブの選手含めて100%試合に集中できるでしょうか?

ホペイロの重要性がわかっているチームは、ホペイロの経費を用意しています。

選手の集中できる環境の1つとして、ホペイロを作ることは長く見たときに必要なものではないでしょうか?

まとめ

あまり聞かない仕事である「ホペイロ」がどんな仕事なのか、知ってもらえたでしょうか?

まさに「縁の下の力持ち」ですね!

人やチームを思いやる気持ちが何より大切な仕事である「ホペイロ」。
すでにJリーグでも注目され始めています。

個人的には、日本人がホペイロをやるとどこの国も勝てないものになりうるんじゃないかなと思ってます。

こういう仕事があるということをもっと知ってもらって、日本でももっとホペイロが増えていくと、サッカーももっと面白くなるかもしれませんね!

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