モータースポーツ

【まとめ】昔と今のF1はエンジンがどう違うの?今は「エンジン」って言わないって知ってた?

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フォーミュラ1世界選手権(F1)は1950年よりイギリスで始まった70年1000戦以上のレースを続けてきたモータースポーツです。

F1は市販車開発に反映すべくデータを集める事を目的にした「メーカー直接参戦」のチームと、「レースでの勝利」を第一に目的として参戦している「プライベーター」と呼ばれるチームの2つの種類のチームが参戦しています。

それぞれのチームでは、レースを戦う為に必要な「エンジン」「パワーユニット」を、『メーカー参戦のチームは製造』し『プライベーターチームはメーカーから供給』を受けています。

さてここまで70年間行われてきたF1レースで、エンジンおよびパワーユニットはどう変化し進化してきたのか。

今回は昔と今の違いや、過去には多数の自動車メーカーがエンジンおよびパワーユニットを製造し参戦していたという事について触れていきます。

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ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
え?今はエンジンって言わないんですか?
パンダ先生
パンダ先生
うん、この先で説明するけどパワーユニット=PUと呼ばれているよ
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F1エンジン、パワーユニットの歴史

4.5L(リッター) 自然吸気(NA)もしくは1.5L ターボ(過給機付き)エンジン(1950年→1953年、425馬力)

2.5L NA もしくは0.75L ターボエンジン(1954年→1960年、290馬力)

1.5L NA エンジン(1961年→1965年、225馬力)

3L NA もしくは1.5L ターボエンジン(1966年→1986年、1350馬力)

3.5L NA もしくは 1.5L ターボエンジン (1987年→1988年、690馬力)

3.5L NAエンジン (1989年→1994年、820馬力)

3L NAエンジン(1995年→2005年、930馬力)

2.4L NAエンジン(2006年→2013年、740馬力)

1.6L ハイブリッドシステム付きターボエンジン(通称パワーユニット、2014年→2020年、最大1000馬力)

1.6L ハイブリッドシステム付きターボエンジン(2021年予定、馬力不明)

これまでに8回のルール変更が行われ、2021年シーズンから改めて変更が予定されています。

昔は小排気量のターボエンジンと大排気量の自然吸気(以下NA)エンジンのF1マシンが混走してレースを走っていました。

エンジンの馬力は予め決められていたものの、「最大回転数」「気筒数」は規定がありませんでした。

例えば燃料の消費量が少なく済む「V型8気筒」、大きな馬力を引き出しクルマの速さに結び付ける「V型12気筒」、それぞれのエンジンを積んだF1マシンが混走していた時代もあった程です。

1990年代よりエンジンの排気量の均一化が進み、2000年代は3LのV10エンジンおよび2.4リッターのV8エンジン、2010年代中盤より市販車でも用いられているハイブリッドシステムが積まれた1.6リッターV6ターボエンジンが使われています。

F1マシンの速度性能の向上による安全性の問題や、環境問題に関して対策を行う為にルールが変わっていきましたが、今現在も4つのメーカーが参戦しレースでしのぎを削る他市販車開発への反映を行うべく研究開発が行われています。

昔のエンジンと今の「パワーユニット」何が違うの?


2014年よりハイブリッドシステムが付いたターボエンジンが導入されました。

仕組みが変化し違う為「パワーユニット」と呼ばれるようになりました。

今までのエンジンは、単純に「ガソリンを燃やしてエンジンを動かす」という仕組みでしたが、新たに導入されたエンジンは市販車と同じで「動いて発熱したエネルギーを改めて使えるように循環させる」というシステムが備わりました。

その為、単純にエンジンとは呼ばれなくなり、パワーユニットと呼ばれるようになりました。

世界の自動車メーカーが多数参戦し、成功もしくは撤退してきた


今現在、メルセデス(ドイツ)、フェラーリ(イタリア)、ホンダ(日本)、ルノー(フランス)の4つの自動車メーカーがパワーユニット供給の為に参戦しています。

メルセデス、フェラーリ、ルノーはメーカー直接のチームだけでなくプライベーターにも供給し、ホンダはレッドブルチームとトロロッソチームの二つと提携し供給しています。

過去にはBMW(ドイツ)、トヨタ(日本)、フォード(アメリカ)、プジョー(フランス)等大手メーカーが参戦し、ほんの僅かな期間ではありますが、1990年代にはヤマハ(日本)、無限ホンダ(日本)等も参戦していた時代がありました。

成功を収める一方で撤退というメーカーも出てしまう程、F1は激しい戦いなのです。

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まとめ

私は1990年代後半よりこの20年強、F1を観続けてきましたが、エンジンのルールが度々変わってきたにも関わらず、性能が落ちてクルマ自体が遅くなってしまうのかと思ったら、いつも良い方に裏切ってくれていました。

車体側の改善もそうですが、エンジン・パワーユニットを供給するメーカーが開発を尽くして、速いF1マシンを仕立てていく姿は感慨深いです。

モータースポーツはどうしてもただ「サーキット」を周回するだけのようにしか、世間一般の皆さんは感じられていないでしょうけれども、知れば知る程面白い事が沢山転がっている事があり魅力あふれるスポーツです。

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ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
パワーユニット……奥が深いですね
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