バスケットボール

バスケットボールはなぜ1本のゴールで『2点』なのか?

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プロスポーツの競技の中のチームスポーツは、点数を競うゲームがほとんどです。

野球やサッカーが1回に入る点数が1点の中、バスケットボールは1回に入る点数が2点です。

しかし、バスケットボールは、バスケットボールという競技ができた当初は1点だったそうですが知ってましたか。

今回は、バスケットボールの点数の歴史や、今後、新しくできるかもしれないNBAの4点ルールについても紹介します。

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バスケットボールはもともとシュートを決めれば1点だった?2点になった理由を紹介

バスケットボールという競技が始まったのは、1891年12月21日という今から128年前、アメリカで始まっています。

バスケットボールが始まったころは、3ポイントラインはなく、シュートを決めれば1点、相手のファールが3回にかさむと1点入るというルールだったそうです。

しかし、チームの多くは、確実に点数を取れる相手にファールをさせるという方法をとりました。

バスケットボールは、点数を取り合って競うことを楽しむスポーツとして作られたものです。

しかし、この点数の方法ではバスケットボール楽しめないという理由から、ルールが改正されました。

バスケットボールでシュートを打てば3点、相手のファールが3回にかさむと1点入るというルールです。

この得点方法も、なぜこれまで1点だったのが3倍の3点になるのかとさらに不満がでました。

その不満を解消するために、1回シュートを打てば2点、ファールで1点とすれば不満がでなくなりました。

2点が生まれたのは1902年、1903年のことです。

バスケットボールが始まり10年の時を経て、シュートを1回入ると2点、ファールで1点となりました。

また、3ポイントシュートで3点が始まったのは、それからずいぶんあとの1961年、アメリカのプロバスケットボールのリーグで取り入れられました。

その目的は、遠くからのシュートの点数を3点にすることが増え、ゲーム終了時の逆転や、大量得点など試合のみどころを増やすことだったそうです。

バスケットボールの点数制度は世界共通?

バスケットボールの点数が2点になったのが、1902~1903年の間。

3ポイントシュートが始まったのは1961年ですが、このルールは他の国でも同じなのでしょうか。

バスケットボールの点数制度は、世界共通です。

これまで、点数制が決まっても自分たちのやりやすいように点数をつけていた国もあったそうですが、1984年に国際バスケットボール連盟(FIBA)が公式ルールと決定したことにより、バスケットボールの1点から3点までのルールは世界共通となりました。

バスケットボール部の主将が4番の理由も点数が関係している?

中学や高校の部活動では、必ず主将(キャプテン)がいますが、2017年まで主将は4番と言われていました。

バスケットボール漫画でもスラムダンクの主人公の高校の主将は4番でした。

中学や高校の部活動では、必ず主将(キャプテン)が4番でなければならないという理由はなかったのですが、1~3番の背番号が禁止されていたため、4番が一番若い番号なので主将にする人が多かったのです。

1番~3番の背番号が禁止されていた理由は、点数が1~3点であることから、審判がファールと得点のサインに混乱するためと言われています。

背番号は、このほかにも連番でならなければならないことなど、細かい規定がありました。

しかし、2017年に高校バスケットボールで背番号が自由になり主将が4番ではなくなりましたが、4番は歴代の主将がつけていたので、4番をつけたいと思っている人も多いようです。

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NBAで1度に入れば4点になる可能性も?

2018年に行われたNBAオールスターで3ポイントラインより後ろのラインに4点ラインを作り、そのラインからシュートを打つと4点はいるルールを試験的に導入したそうです。

今後、NBAで採用されるかは現在、協議しているそうですが、現在のところ4点シュートを決められる選手が少ないので、まだ導入はないようです。

何十年後かに4点ラインができる可能性もあるかもしれません。

まとめ

バスケットボールの点数は、バスケットボールができた当時はシュートが入ると1点でしたが、1902~1903年に現在の2点になっています。

今後、新しい点数が増えるかもしれませんが、バスケットボールを楽しむ人が多いのでシュートが入ると2点という基本的なルールは今後も変わらないと予想されます。

バスケットボールの2点は、バスケットボールを楽しめるゲームにするために多くの人が話し合ってできたルールですので、バスケットボールを実際プレイする人は点数を入れあって、見る人は点数を入れあう姿を楽しみましょう。

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